【Page 5】 好きな九条は、九条柚葉 ~前編~
こんにちは
今回は私の中で何かと話題の「CUE!」について少し語りたいと思います。
内容的には 九条柚葉ちゃんが好きやねん と言う話です。
先日、柚葉ちゃんの誕生日を迎えました。
そんな時に、今私の中にある柚葉ちゃんに対する思いを整理したいなと思い書きます。
書いていると思ったより長くなってしまったので前編、後編の2部構成にしました。(後編はまだ書けてないらしいよ)
ATTENTION
こちらのブログの内容には CUE!
・Birdメインシナリオ
・九条柚葉 キャラエピ
・九条柚葉 リンクエピ
等の九条柚葉ちゃんが登場するシナリオのネタバレが大量にあります。未読の方や未プレイの方は十分にご注意下さい。
こちらで書いた内容は私の個人的な考えてですので、「俺はこう思うけど、お前はどう?」的な精神で読んでいただけると幸いです。かなり自己解釈はいってます。
加えて、文章で物事を説明するのはめっちゃ下手やと思ってますので、読みにくい&わかりにくい箇所が多々あると思いますが御容赦下さい。
さて、「CUE!」は リベル・エンタテインメントより配信されている 次世代声優育成ゲーム です。ざっくり言うとシソさん(絵師)がキャラデザを担当した、可愛い女の子達が声優を目指すソシャゲです。
www.cue-liber.jp
私がこのゲームを始めたきっかけは完全にシソさんがキャラデザを担当されていたからです。取り敢えず、少しやってみるか感覚で始めたらなかなかにハマってしまいました。今思うのが、最近のソシャゲにしてはやる事が少なかったり、放置することでイベントがほぼほぼできると言うのが、私的には利点だったのでしょう。
まず、最初に目を引かれたのが「九条 柚葉」という名の女の子でした。ぶっちゃけ、ほぼ見た目だけです。これに関しては私のシソさんの絵の好きな要素が影響してるのですが、それはまたいずれ。最初は見た目が完全に好みと言うことで触れていたのですが、シナリオを読むに連れて「九条 柚葉」と言う女の子の心に強く惹き付けられました。
それは
・16歳という年齢(ロリコンとか言う意味じゃないよ♡)
・自分の感情に対しての向き合い方
・自分が生きる環境、世界に対しての向き合い方
この3つです。
前編では上2つについて語られせて頂きます。
其ノ壱 16歳という年齢
まず、年齢について語られせて頂きます。
ここに惹き付けられたのは、九条柚葉ちゃんだけでなく Bird と言うチームに言えることです。
一応Birdのプロフィールを貼っておきます。
彼女らは自分の感情に素直で、それを優先できる女の子であると思います。それは15〜18歳、この年代であるからこそ彼女達は今のように居られるのです。
まず、Birdのメンバーはそれぞれが、鳥籠の中にいます。その鳥籠は家庭環境や、成長して行く過程で編まれたものです。
天童悠希 にとってそれは、父親との関係、実家が経営する食堂、メインシナリオの声優をする事に反対されたことや一年間という期限を設けられたことであり
赤川千紗 にとってそれは、田舎町で育ち、小さな窓から見える代わり映えのない景色であり、自分で決断し上京したからこそ彼女は自分にはよりいっそう厳しいでしょう
九条柚葉 にとってそれは、家がお金持ちであるからこそのしがらみと、その中で探し続けなければならない自分自身。
恵庭あいり 彼女は自分で鳥籠を編んでしまうのではないでしょうか?メインシナリオでふれた占い、彼女は何かに触れ、それが自分の中の不安や不幸に近づいた時に、その触れたものを編んでしまう、そんな女の子ではないかと思います。
それぞれが囚われた鳥籠、そこから飛び立つがどうか…
それもまた、彼女達が決めることです。
そして、人は成長して行くにつれ、どうしてもそこで少なからず社会を学び、社会性を身につけてしまうと考えます。その社会性と言うのは個性の敵であり、子供(もしくはそうあろとする者)の敵です。人はその社会性と自身がもつ個性とを戦わせ、お互いが納得する妥協点を見つけ大人になって行くのだと思います。15〜18歳と言うのは個性と社会性との齟齬に葛藤し、戦う年代であると考えます。もちろん全員が全員そうとは言いませんが。
彼女達は今、自分の個性から生まれる感情を優先できるからこそ、鳥籠に向き合うのではないでしょうか?
まぁ、そんな彼女達は真咲さんに「このチームにはリーダーになれる人材がいない」と言われます。ここに関しては真咲さん、皆のことよく見てますね。
そして、彼女達それぞれの向き合い方が、演技に必要なものを問われた際に、答えとして表れています。
他の3人に比べ千紗が真面目に見え、面倒見のいいお姉さん的な立ち位置になるのは、18歳と言う年齢と、人が少なく狭い社会で形成される田舎と言う環境が千紗を少し大人に近づけたのではないかと思います。
ここでの答えも、真面目というか、どこか声優という枠を意識しすぎているように思いました。
力の限り戦うと答えた悠希は、それを皆をまとめたいと申し出た時に発揮します。
その時にこんな事を言います。
声優になるという目的を持つ事は同じだが、そこに至る過程、理由やきっかけは人それぞれである。これは言ってしまえば、それはそう、となりますが、ここでこの事に気づける悠希は、もしかするととてもリーダー向きの子なのかもしれません。
その後、あいりの事もよく考え、悠希なりの行動を起こします。
個人的にここの悠希のセリフはBirdの事を的確に表していると思います。
こうして見ると悠希がいきなり成長した気もしますが、メインシナリオの最後で悠希は自分の感情を顕にします。
お茶を捨ててしまい、心の底をぶちまける。やっぱり悠希も15歳の女の子なんだと言うこの行動は、演技に必要なものの答えたように彼女の力の限りの闘いを見せてくれたのではないでしょうか。
次に、恵庭のあいりちゃん。
とんでもない女の子ですね(いい意味で)
彼女については私なりに思うことは沢山あるのですが、なかなか書こうと思うと難しいです…。
まず言いたいのは、この手のゲーム作品によくこんな女の子を出したなと。
自信を持つこと、と彼女は答えます。
あいりちゃんは、独特な自分の世界と感性をもって生きています。それ故に、周囲の人達との感性のズレに直面することが多々あります。一人旅に出るのも、1人の方が周りに影響されずに自分を見つめ、考えることができるからではないでしょうか。そこで見つめ考えた自分に自信をもってまた彼女は色んな人のいる世界に挑むのだと思います。
その自信は、ズレが生じた時に周りに飲み込まれず、自分の感性を信じ続ける強さになります。
大人になってこの強さを持ち続けるのはとても難しいことです。この強さがなければ彼女は自分の世界と感性をもったまま生きていくのは難しでしょう。それは、不幸や不安との戦い続ける武器にもなってくれるはずです。
そして、この強さは柚葉ちゃんも近しいものを持っており、感性や感覚の面では2人はとても近い存在だと思っています。「雨に唄えば」のシナリオはそんな2人の会話がとても好きです。この辺についてもいつかゆっくり書けたらいいなと思います。
あいりちゃんのキャラエピは他の子と違って、一人旅の話やプチキュアの話の様に繋がりが強いがとても面白いです。
今後、何があって今のあいりちゃんが生まれたのかをシナリオを期待します。お願いCUEさん。
さて、柚葉ちゃんですが、結構あいりちゃんと被ってしまうんですよね…。
柚葉ちゃんは、あいりちゃんとは違った自分の世界と感性を大事にする理由があるとおもっています。その理由は2つ目で語ろうと思っています。
柚葉ちゃんの言動や、行動はスケールがワールドワイドですが、根本にある理由はとても純粋です。子供っぽいとも言えるかもしれませんが、子供のように物事を感じることはいつの間にか私達はできなくなって行きます。その心が描かれてるのが「ルーキーアイスガール」のシナリオだと思います。これに関しても次で書きます。
楽しむこと と答えた柚葉ちゃん、楽しくなきゃ、おもしろくなければダメ。子供の理論と言われるかもしれませんが、それを実践出来れば最高で、「そんなに上手くいかない」と言う人も、それがダメな理由を言える訳ではありません。 この答えは本当に彼女の生き方を表してると思います。
ざっくりと書きましたが、これが私の思う
Bird
の女の子達です
先日の鳥部屋イベントなど、思い思いに振る舞う彼女達や、他のメンバーに対する思いを素直に言う彼女達を見て、この雰囲気はBirdにしか作れないなと強く思いました。
それゆえ、他のグループに比べ危なっかしい場面や、行き当たりばったりというか、どこか不思議な行動をするように映るかもしれませんが、それは彼女らの年齢と感情が織り成す、自分を取り巻く環境と、そこに生きる自分自身と向き合い、今と自分を大事にする物語だからだと思います。
其ノ二 自分の感情に対しての向き合い方
1つ目でも少し触れましたが、柚葉ちゃんとあいりちゃんは特に、自分の感情と向き合う女の子だと私は思います。
柚葉ちゃんは常に自分の感情に素直で、マイペースを保ちます。では、そんな風には振る舞う柚葉ちゃんは如何にして生まれたのでしょうか?
私がシナリオを読み、その奥に見た九条柚葉ちゃんについて語られせて頂きます。
まずメインシナリオの、最初の顔合わせの時に真咲さんから声優になりたい動機を聞かれます、ここで柚葉ちゃんは次のように答えます。
この発言により、千紗からモンスター扱いされます。
初見めちゃめちゃ笑いました。
柚葉ちゃんのこの発言に対して千紗と同じように、声優を舐めてると思われる方もいるかもしれません。
私は柚葉ちゃんのこの発言は 自分の中で誇れる感情と思い出が限りなく少ないから、もしくは少なかったから だと感じました。
自分の感情と言うのは案外、見失い易いものだと思います。柚葉ちゃんの場合、裕福な家庭で育ち常に与え続けられる環境で生きてきたからこその理由があると思います。
裕福な家庭で常に恵まれて生きるのはパッと見幸せに見えるかもしれませんが、それゆえの辛さというものは絶対に存在します。しかし、その辛さは時に 甘えや贅沢、人生なめてる と言われかねません。むしろそう思う人の方が多いのではないでしょうか?社会的に見ても、貧しい人々の方が同情され持ち上げられます。これに関しては、もうぶっちゃけしょうがないと思っています、選択肢が多いのは有利だとされますし、全体的見てある程度お金がある方が一定の幸せを確保できるのだと思います。
しかし、九条柚葉ちゃんの場合その裕福度が圧倒的すぎたのです。先程、選択肢が多いのは有利だとされる、と書きましたが、これが自分から増やして行った選択肢なら確かにいいかもしれません、しかし全て与えられた選択肢ならどうでしょう?生まれた時から与えられ続け、選択肢を増やされ続ける…。
それは絶対に食べきれない量の料理を、注文していないのに出される様なものだと私のは思います。そうやって出され続けた料理を食べきれない、辛い、と言うのは贅沢と言えるでしょうか?
時と場合によって、そんな楽しく無いのに楽しい振りをしなければならない。空気を読むと言いますか、悪くいえば同調圧力と言いますか、少なからずそんな経験を持つことはあるとおもいます。柚葉ちゃんの場合、パパに対して反抗する気持ちがあっても、他の人に 凄いパパだね や パパに感謝だね などの言葉をかけられた時、その言葉を否定するのが難しかったんじゃないのか、多くを与えられるからこそ、それを否定できなかったのではないか、そんなふうに思います。
(いや、柚葉ちゃんの事だからここでも思ったことを口にした、と思う気持ちもあるのですが、これについては3つめで書きたいと思います。)
お金持ちの間柄、社交辞令も多いと思います。そんな時、本当のパパに対する反抗の気持ちはどうなってしまうのでしょうか?
お金持ちの立場とパパとの関係があってのシーンでは無いかと思うのがこちらです。
今まで柚葉ちゃんはパパが船長の船に乗っていました。それはとんでもない豪華客船で最新、最高の設備が備わっており、航路がハッキリした航海でしょう。目的地にはきっとたどり着ける。その目的地は船に乗っている今と何も変わらないかもしれませんが。柚葉ちゃんはそんな豪華客船から降りたかったのです。
そして悠希が答えます。
もしかしたらそれは、船とは名ばかりのイカダ、ないしは泥舟かもしれません。その船には航路なんてありません、何が起こるかはその時にならないと分からないし、沈む可能性もあるでしょう。目的地は夢、たどり着ける保証は誰もしてくれない。悠希の応答は柚葉ちゃんにとってとても嬉しいものだったんじゃないかと思います。
さて、思い出に関しては、ボーイフレンドと遊園地に遊びに行った時にお客さんとスタッフが全員エキストラだったと言う話をしてました。柚葉ちゃんパパの事ですから、似たような事が他にもあったと思います。柚葉ちゃんの事が大切だからこその行動なのですが、監視されているも同然の中で過ごした出来事が思い出になるかと言われれば、スッキリしないなんとも言えない感情になります。
これらの繰り返しの中で生まれた感情が柚葉ちゃんにこう言わせたのではないでしょうか?
「気付いたら私は、ただのお人形になってた」
声優を目指す真意を聞かれ、柚葉ちゃんはこう言います。
アラブの王子の結婚の話があったのか、はたまた他に何かきっかけがあったのかはわかりませんが、このことに気づき、自分を見失いそうになった柚葉ちゃんがいました。その時の柚葉ちゃんにとって信じられる1つの思いが アニメを誇れる 感情です。
シンガポール生まれ、声優事務所に来る前はフランスと自分のルーツを見つけずらい生き方をしてきた彼女は、日本が世界に誇る文化の1つ、 アニメ に自分を見つける道標を見たのだと思います。
こうして自分の本当の感情を求め、大切にする柚葉ちゃんだからこそのシーンが他にも沢山あります。
FF キャラエピ
この手の政略結婚が絡む話は大好きです。好きの感情ぐらい自由にさせて欲しい。結婚相手くらい とは言っているので他にも色々あった気がしますね。
ルーキーアイスガール キャラエピ
このシナリオは個人的にめっちゃ好きです。1つ目でも少し触れたこのシナリオ、これには子供がもつ心が描かれています。私自身、その昔池に貼った氷の上に乗った事があり既視感を覚えました。まぁ、私の場合はそのまま池に落ちたんですが…。その話は置いておいて…このセリフです。ここに疑問が持てるのは柚葉ちゃんらしいと思います。この演技指導のシーンでも言われますが、柚葉ちゃんはめちゃめちゃ感覚派です。
柚葉ちゃんの中には、太陽は暖かいもので、それが出て晴れているのに、なんで冬はこんなに寒いの?晴れていたら暖かくていいじゃない。と言う彼女のシンプルな感覚があります。この感覚を言葉に出して言えるのは、自分が思う世界に対して、そうじゃないことが起こった場合に生じる、とても率直な疑問です。この疑問がスっとでてくるのは彼女が自信の感覚、ないしは感情を大事にするからだと思います。
ネオリアリズム キャラエピ
映画を見ての感想を語るシーンです。
辛いシーン、物語に触れていると過去の経験を刺激するシーンに出会うと思います。それは時にその人のトラウマと呼べる過去を刺激します。そんな物語に触れ自分にとって辛いシーンに出会った時、
辛いシーンは過去を思い出し、そこから生まれる感情を味わうのは嫌だ
と思うか
そのシーン見て過去を思い出しそこで得られた感情を大事にする
この2つは人によって大きく異なると思います。
物語に触れている時は、嫌な思いは一切したくない人もいれば、物語に触れそこから得られる感情を大事にする人もいます。この発言から私は柚葉ちゃんは後者であると思います。私は自身物語から様々な経験を得と思っているので、かなり好きなシーンです。
そして、やはり面白いと思うのが 赤川千紗との関係 です。
先に言うとどちらが正しいとか、優れているとかはありません。
メインシナリオの序盤で千紗とは度々衝突します。
これは言ってしまえば当たり前です。悠希の言葉を借りるとこの2人は、同じ目的を持っていても見てる地図は違うし、その地図の手に入れ方も違うからです。違うと言うかすこし相反しています。
二人とも自分が生まれた環境に多大な影響を受けています。
しかし、それは真逆のような環境です
柚葉ちゃん 海外でのお金持ち
千紗 新潟の田舎でそんなに裕福ではない
この相反した環境は2人に価値観の差異を生みます。千紗は自分の故郷についてこう言います。
この発言から読み解くに、閉鎖的な田舎の環境で自分が終わってしまうのではないか、そう思ったのではないでしょうか?
「ほんとは何でも良かったのかも。」
千紗はそんな環境に飲み込まれそうになり自分と環境を変えました。
この 世の中を変える というのは千紗の世界を変える、そんな意味が含まれているように思います。
それに対しての柚葉ちゃんの意見はこうです。
真意を聞かれ
「私は自分の足で立ちたいの」
と答えた柚葉ちゃん。
彼女はパパや環境によって自分の意見や、行動を自分の描いた姿形から変えられてきたのです。今、やっと自分が本当に描いた風景に自分の感情をもって歩き始めた柚葉ちゃんは、自分だけのやり方を貫くのではないでしょうか?
お互いに強い意志を持って挑むからこそ、相反する思いがこの会話を繰り広げたのだと思います。
しかし、決して2人は仲が悪いわけではありません。
私は、柚葉ちゃんと千紗は
理解できなくても、お互いを認めあっている関係
であるも思っています。
柚葉ちゃんは、日頃お世話になってる千紗に素直な感謝の気持ちを伝え、千紗は思い悩んだ時に柚葉ちゃんに相談することもあります。そうやって認め合う中だからこそ、2人はよりいっそう成長して行くと私は思います。
メインシナリオにキャラエピ、読めば読むほど柚葉ちゃんの感情に対する思いを私は感じました。
自分が感じた全ての事を大事にしていくであろう柚葉ちゃんが大好きです。
自分勝手に見える人もいるかもしれませんが、それはある意味自分を大事にしていることだと思います。
そんな風に語ったところで前編を締めさせて頂こうと思います。
もしこれを読んでくださった方で、感想や意見があればいつでも声かけて下さい、柚葉ちゃんトーク or Bird CUE! トークしたいです。
後編もなるべく早く書こうと思うので、読んでいただければ幸いです。
それでは。
※スクショの使用等は公式サイトの二次創作ガイドラインに乗っ取って使用しております。
©Liber Entertainment Inc.
【Page 4】 2020年前半期個人的ノベルゲームランキング
1位 徒花異端 (ANIPLEX.EXE て言うか Liar-Soft)
流石我らがLiar-Softさん、一生付いていきます。アニプレから出ると言う不安を全て消し飛ばす素晴らしい物語。私が一つ言えるのは、何を描くかと言う題材(シナリオ)があり、それを描く為の絵の具(原画、背景)、飾る額縁(音楽)、全てを繋ぎ合わせて1枚の絵画の様に仕上げられた「徒花異端」は私が愛してやまない「Forest」の魂を感じたと言うことです。この作品に携わった全てのクリエイターさん本当に感謝してます🙏🏻私はやっぱり「夢」を見るのが大好きです。
2位 死神と少女 (TAKUYO)
死神と少女が巡り会ったように私もこの物語と巡り会いました。私はこの作品はとある方にオススメされたのもあり、導かれたとも言えます。巡り会ったのか、導かれたのか今後も様々な物語に触れていくかなでこの2つはかなり重要なことになると私はこの作品に触れて考えました。乙女ゲーなのですが恋愛描写はそんなに無いので男性でもプレイしやすいと思います。VITAかPSPで是非。
www.takuyo.co.jp
3位 今宵サンタは街角で。(Fly me to the sky!)
*Story 1*「おやすみ、サンタ」がバケモン。全4編からなるフリー同人ゲームで、どの話が好きかは人によってわかれそう。例え誰がサンタは居ないと言ってもやっぱり私はサンタを信じ続けていくと思う。
4位 冬のさざなみ (ゆにっとちーず)
同サークルの「パコられ」の後日談的な作品。 この作品は単純に私の信じるものが私の魂と重なったのだなと。それでいて私と違う考えがをしていたのも読んでいて面白かった。
冬のさざなみ
パコられ
5位 One Night Heaven ~赤と黒の人々に捧ぐオマージュ~ (黒蝶)
やたらと高騰している「ODEON 」君のスタッフが作ったと噂のゲーム。プレイした感じ確かにそんな気はする。テーマ的にも「ODEON」 で語られた自己や世界に付いてもう一歩踏み込んだ内容になってると感じました。取り敢えず、⬇のスクショで言われてる様な事に何か引かれる人は楽しめるのではないかと思います。
6位 Sessions!! ~少女を監禁する事情~(Loser/s)
「強盗、娼婦のヒモになる↑↓」から始まるシリーズ。 本作だけでも話が3つあり、私は、HAPPYEND STORY と おまけ のシナリオが好きです。もちろん他2篇も面白い。 まだ、続きもあるようなんで無限に待ってます。
7位 True Face (またたび日和)
好きそうな雰囲気があるなと思ったらめっちゃ好きなゲームでした🥰 舞台はお嬢様学校、そこで行われる生徒会選挙のに挑む少女達の物語。名家に生まれ、伝統やしきたりに翻弄される女の子が好きな私にはぶっ刺さり。あの頃の、あの年齢だからこその感情が大事にされている物語だなと思います。今後もこのサークさんの作品が楽しみです。
7位 Summer Pockets REFLECTION BLUE (key)
静久√、圧倒的静久√。正直この話をよくkeyで書いてくれたなと。鴎√を除くとサマポケで一番好きな話。 紬の行動も然る事乍ら、静久先輩と母親の会話、静久先輩が羽依里に言った言葉がめっちゃ好き。ハサマさんが描く、人間関係やコミュニケーションはかなり好きなので今後もよろしくお願いします🙏🏻 「メルキス」でも私は結構面白いこと言ってると思います。
9位 暗い日曜日 -Sombre Dimanche- (ZIGZAG[noir])
タイトル通り暗い同人ゲーム。 このライターのシナリオには今年初めて 触れたのですが、文章にとても重みを感じました。プレイヤーは始終重苦しいオーラに付きまとわれます。プレイ時間的には5時間もあれば終わると思うのですが、その短い時間内に詰め込まれる登場人物の感情はまるでナイフを突き付けられている様に感じました。ヘッドホン推奨。「CARNIVAL」等が好きな人はワンチャン好きかも。
10位 忘れものと落とし物 (LANGuex)
「書淫」や「2nd Love」で知られる深沢豊さんのフリーゲーム。なんと言うかよくこんなゲーム作れるなと。「2nd Love」よりもこっちの方が好です。プレイして面白かったらお金を払って下さい、と言うのもなかなか斬新な取り組みだと思います。そろそろ 書淫 もやります。
続きを読む【Page 3】 少年の国の少女アリス と コーヒーとチョコレートパフェ
シナリオライター うつろあくた氏の同人ゲーム
「少年の国の少女アリス」
blog.livedoor.jp
「コーヒーとチョコレートパフェ 」
blog.livedoor.jp
についての(布教)記事です。※ネタバレ無し
と言っても2本プレイしても1時間もかからないぐらいの長さなので何言ってもネタバレになる感が…
まず、とても無駄の無い、いい作品だった思う。
プレイ時間はとても短いのに、読む人によって変わるだろう不思議な読後感を味わえた。
それは、うつろあくた氏の圧倒的な心理描写が物語に厚みを与えてるからだと思う。上のリンクからあらすじを読んでもらうとわかると思うのだが、「コーヒーとチョコレートパフェ」では、世間一般的からすると蔑まれる様な価値観を持つ女の子が登場する、そんな女の子が「何して」「何を思うか」を納得されられる形で描くのがうつろあくた氏の凄いとこなのではないだろうか。
そして、それはえっちシーンにも表れていると思う。ざっくり言うとえっちシーンがとてもエッチなのである。はっきり言って1シーン、1シーンがめっちゃ短いのだが、女の子が何を思って行為に浸っているかを描かれるとこんなにもエッチになるのかと再認識させられた。(コーヒーとチョコレートパフェ個人的にはフェラシーンの描写が好き♡)
商業作品の「僕は天使じゃないよ」「檸檬・かなりあ」などでも、えっちシーンはとても艶かしく、凌辱的なシーンではヒロインの痛々しさに加え、読み手の嗜虐心をくすぐる、要するに凄くエッチなのである。
「少年の国の少女アリス」は特に、人によって受け取り方が違うであろう面白い作品で、色んなえっちげーまーさんの感想を聞きたいところ。
両作品とも短い時間で、うつろあくたと言うシナリオライターの良さが味わえる面白いゲームなので、「僕は天使じゃないよ」「ネコっかわいがり!」等の作品が好きな方には是非ともプレイして頂きたいです。みやま零さん原画の女の子のヴィジュアルもとても可愛いよ♡特にアリスは見た目どストライク過ぎる。
もし、うつろあくたシナリオ作品未プレイの方は、グロや凌辱、鬱と言われる展開が大丈夫ならば
「僕は天使じゃないよ」
www.dlsite.com
猫耳っ子が好きならば
「ネコっかわいがり!」
www.dlsite.com
がおすすめなので、是非ともプレイしてみて下さい。
ダウンロード販売が無いんですが「檸檬・かなりあ」も面白かったんでオススメです。可南子可愛い♡
【Page 2】 私的魂の商業えっちげーむ
自己紹介がてら私がプレイしたえっちげーむの中から、魂の商業作品10本の紹介です。なるべくブランド、ライター被りを無しにして選びました。
・Rewrite (key)
ノベルゲームオタクになるきっかけの作品。これをプレイしてなかったらどうなっていたのか…、色んな意味で影響受け過ぎた。当時、途中から面白すぎて高校休んでプレイしてしまった。
此花ルチアは最強のポニーテール。
・Summer Pockets (key)
[http://youtu.be
と言ってもホンマに好きなのは久島鴎√のみ。彼女のどこまでも純粋な憧れに包まれた。ぶっちゃけ、「俺が一番久島鴎のことを理解してる」とかいう顔つきになってる、と言うのは私の小学生時代等が関係してるのだがオタクの自分語りが始まるので止めます。
・StarTRain (mixed up)
最近プレイした作品の中で最も心の奥深くに爪痕を残された一作。神崎蓬√が魂。自分の中で上記のサマポケ 鴎√と表裏一体のお話。
あーーーーーー神崎蓬ちゃん…。
・Quartett! (Little Witch)
個人的えっちげーむ音楽部門NO.1作品。
Little WitchならではのFFD(詳しくはプレイしてくれ)、大槍葦人さんのCG、細井聡司さんによる音楽、それを奏でる演奏家達の音色がタイトルの如くカルテットを成しているとても美しい作品。
・紙の上の魔法使い (ウグイスカグラ)
[http://youtu.be
本、そして物語に対する向き合い方が大好き。序盤で語られる我々が無意識にしているであろう物語への触れ方や、読み方に対する言及等を作中で女の子が語ることで、彼女らが物語の中で確かに生きてることを意識させられた。それもあり序盤の方が圧倒的に好きな作品でもある。
・BALDR HEART (戯画)
戯画BALDRシリーズの中ではSKYやFORTHに比べると、やや劣ると言われがちなやつ。ただ、個人的にはBALDRシリーズの中で一番好きな個別√が本作の凪√。退廃していく世界の中での人類の姿がめちゃめちゃおもしろい。
「見えるものを疑え。見えないものを信じろ」キャッチコピー最強かよ。
・素晴らしき日々 ~不連続存在~ (ケロQ)
[http://youtu.be
Rewriteに続き個人的オタク革命が起こる衝撃を受けた作品。中学時代に経験した出来事などから変な刺さり方をしてる作品でもある。大学で哲学のテストのレポートをこいつで書ききった。
・sense off ~a sacred story in the wind~ (otherwise)
[http://www.dlsite.com
主題歌2曲 sacred words と birthday eve の歌詞とゲームシナリオのマッチ度がもはや怖い。このシナリオを2000年に書いた元長柾木ナニモンなよ。未来にキスを と並び長い時間を掛けてやり直し、少しづつ理解していく(気がする)作品。
・ピュアガール (FrontWing)
タイトル通りピュアであり、ベリベリキュートでもある、原画ななかまいさんによる女の子達がてんやわんやする作品。京都ちゃんが好き好き大好き。性癖も個性なんだから認めてあげようね。
・Forest (Liar-Soft)
個人的歴代最高傑作。プレイ時恐らく「は?」しか言ってなかった。全てが物語から始まり、物語の為にある作品。自分の中でForestがまずあって他の作品がある様な気がしている。
そして、頼むから星空めておよ…新作ゲーム作ってくれ…。
これ以外にも好きな商業ゲームは沢山あるのですが今回はこの10本を選びました。Little Witchとかいい作品多すぎてホンマに困る…。好きな女の子がいる作品10本とかにすると、また結構変わって来たりするんですよね。遥かに仰ぎ、麗しの とか入ってきます。
今後プレイする作品によってはこの10本が変わることもあるのかなと、と言うより変わるほど凄い作品に会いたいって感じです。もし、オススメとかあれば教えてください。ではでは。
【Page 1】 最初の挨拶
ブログを始めました
こんにちは、R_Luciaです。Twitterのフォローワーさん達を見てたら自分もやってみようかなと思い始めてみました。
ぶろぐ ~あいかわらずなR_Lucia。の場合~ です
内容としては好きなえっちげーむや、本、漫画、同人誌(後半全部本やん)等について色々書いていけたらなと思っています。
文章書くのは得意ではないので、おもいっきり堕落する可能性があります。堕落する準備はOKです。あと、自分の思った事を書いていくと思うので、「何言うとんねん、こいつ」みたいなこともあると思いますが、どうかしばかずに温かい目で見守って下さい。しばかれると泣きます(´;ω;`)
取り敢えずは、自己紹介がてら好きな作品達について少し更新しようかなと考えてます。
それではよろしくお願いしますm(*_ _)m
P.S
今回のタイトルはコナンの「工藤新一最初の事件」から取ってきました。
ブログのタイトルはこのえっちげーむから。